30代のニートでもビルメンへの転職は可能？
- 30代のニートでもビルメンに転職できる？
- ビルメンはニートにとって働きやすいって本当？
- ビルメンの求人情報はどこをチェックするべき？
「ニート生活から抜け出したいなら、ビルメンから始めるべき」
そんな風に聞いたことのある人もいるのではないでしょうか。
ビルメンとはビルメンテナンス、すなわち、ビルの管理を行う仕事です。
ほかの業種と比較すると仕事内容がわかりやすく、肉体的、精神的な負担も少ないことから、
ニート経験が長い方や職歴のない方にとって魅力的な仕事だと言えるでしょう。
ただし、本格的にビルメンとして社会復帰を考えるのであれば、会社の選び方も重要になってきます。
この記事では、30代のニートがビルメンとして転職可能なのか、また、転職先としてビルメンがおすすめの理由、
求人情報で見るべきポイントなどについて解説します。
ビルメンへ転職し、ニート生活からの脱却を目指す方は、参考にしてみてください。
この記事を書いた人
7年間、複数テナントが入る施設の管理を担当していました。右も左もわからない新卒スタッフとして試行錯誤を繰り返し、一から業務を身につけました。施設管理は青春の一ページです。
mikeikensha-ad↑
この記事の目次
30代のニートでもビルメンに未経験転職は可能
30代のニート、未経験でもビルメンとして働ける？
30代のニートでも、ビルメンへの転職は可能です。
実際に、現場では同じような境遇の方も多く採用されています。
転職サイトを確認してみても、年齢上限を設けている企業はほとんどなく、
多くの企業が職歴不問・社会人経験不問で求人募集を出しています。
ビルメンがこのように窓口の広い職種であることの一因として、学歴を問わない業種であることが挙げられるでしょう。
現場では様々な年齢の様々な人生経験を経てきた人が働いています。
ただし、学歴があるほうが関連資格の取得で有利になるケースもあるため、勉学の努力が無駄になることはありません。
mikeikensha-ad→
30代ニートでもビルメンに転職可能な理由
30代のニートでもビルメンに転職可能な理由は？
1. 人手不足で採用のチャンスがある
ビルメン業界は人材が不足しており、他業種より採用される可能性が上がります。
業界全体として高齢化が進んでいるため、30代でも重宝されているのも特徴です。
他業種では十分な経験が必要とされる年齢でも若手として扱われ、歓迎されます。
また、勤務中にこなさなくてはいけない業務の量や幅も現場や会社によって異なります。
労働環境で失敗することのないよう、会社選びをする際は入念にリサーチしましょう。
2. 体力に自信がない人でも安心
ビルメンは体力に自信がない方にもおすすめです。
ライン工や自動販売機の補充員などもニートが就職しやすい職業として挙げられていますが、体力的には重労働です。
体力の落ちているニートにとってはきつく感じられることもあるでしょう。
施設内を歩き回る程度の体力は必要ですが、ニートでも充分に務まります。
なお、配属された後最初に行うのは、一般的には各設備の点検です。
集中力は要しますが、体力的につらいと感じる方は少ないでしょう。
3. 精神的な負荷も少なめ
ビルメンの仕事は精神的な負担がかかりにくいのも魅力的です。
次から次にやってくる納期とも無縁で、営業のようにノルマに追われるプレッシャーもありません。
また、職場に同じような境遇の人が少なくないことも、ニートには嬉しいポイントです。
突発的な事態の発生時にはストレスを感じますが、それは他の仕事も同じです。
平常時はルーティンワークが主になるため、新人でも黙々と業務に打ち込むことができます。
mikeikensha-ad→
転職サイトでビルメンの求人を探すときのポイント
ビルメンの求人情報でチェックするべきポイントは？
1. ビルメン企業には「独立系」と「系列系」があることを知っておこう
ビルメン企業は「独立系」と「系列系」の2種類に分けられます。
独立系は文字通り、どこかの子会社ではない独立した会社です。
和心、オーチュー、太平ビルサービスなどが主な企業です。
一方、「系列系」は大手企業の子会社です。
JRAファシリティーズ、NECファシリティーズ、イオンディライトなど、一度は耳にしたことがある企業の名を冠している会社が多数存在します。
仕事量と給料、どちらを優先するかをイメージしながら、企業を選びましょう。
2. 初年度年収は260万円～が目安
平均月収23万円前後、初年度はボーナス支給なしという多くのケースを想定すると、
ビルメン未経験者の初年度年収は264万円程度と想定するのが無難です。
この額を目安に求人を探すとよいでしょう。
月収の内訳は、基本給が17万円〜20万円、職種給や現場手当が2万円〜5万円ほどです。
このほか、ビルメンには2日分の労働を続ける宿直という勤務形態も存在し、月数回ある宿直時には宿直手当がつきます。
また、初年度以降になると年間で2ヶ月〜2.5ヶ月分程度のボーナスが支給されます。
業務に関わる資格を取ると資格手当が給与に反映されるのが一般的であるため、
給与を上げたいのであれば、必要な資格は積極的に取得するようにしましょう。
3. ビルメンの求人情報で注意するべきポイント
基本給が低い
基本給が低く、手当で総支給額を上げているような会社には注意が必要です。
特に給与モデルに残業代が多く含まれている場合は、ブラックの可能性が高くなります。
また、基本給が低いことで、ボーナスや退職金が低くなることも懸念されます。
年間休日が少ない
年間休日が少ない企業や会社は避けたほうが無難です。
ニートとして過ごしてきた期間が長いほど、休日の少なさは辛くなってきます。
なお、宿直として勤務した場合、体への負担を小さくするため、本来は宿直明けの日は公休となります。
しかし、年間休日が少ない企業の場合、宿直明けも休みとしてカウントし、休日数をごまかしていることがあります。
年間休日数や明け休みの扱いについてはしっかりと確認するようにしましょう。
仮眠時間が短い
宿直の仮眠時間が短い職場も、体にかかる負担が大きくなります。
仮眠時間4時間では、充分な睡眠をとることがむずかしいでしょう。
宿直の仮眠時間は6時間を目安に求人情報をチェックしてみてください。
mikeikensha-ad↓