- 20代でビルメンへの転職はやめとけ、と言われるのはなぜ?
- ビルメンの仕事はきつい?やりがいがない?
- ビルメンとして給料アップを目指すことはできる?
ビルメンは、ビルや工場などの建物の管理を行う仕事です。
比較的業務内容の簡単な仕事であることから、誰でも働きやすい一方、
「若いうちからビルメンとして働くのはやめたほうがいい」と聞いたことのある方もいるかもしれませんね。
ビルメンに転職すると、どのようなデメリットがあるのでしょうか。
この記事では、若いうちにビルメンに転職して後悔しがちなことや、
ビルメンとして給与アップやスキルアップするためのポイントなどについて解説します。
20代でビルメンへの転職を検討している方は、参考にしてみてください。
この記事を書いた人
私は、国内大手製薬企業の研究・開発拠点で設備管理業務を担当しています。
勤務先は、純利益が約150億円、従業員数が約1,500人の上記企業の製造子会社です。
短期大学を卒業後、国内大手製薬企業に入社し、外部委託している設備管理業務の実作業を管理しています。
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ビルメンはやめとけ?20代で転職した私が後悔した4個の理由
1. 同じことの繰り返しで仕事にやりがいがない
私が20代でビルメンに転職して後悔したことのひとつとして、
同じ業務の繰り返しで仕事にやりがいを感じられないことが挙げられます。
ビルメンの業務は、誰でもできるような巡回・点検が中心です。
そして、日々同じ業務を繰り返します。
これは仕事を生きがいにする人にとって大きなデメリットです。
簡単な仕事で確実に稼ぎ、趣味や友人・家族との関係を優先したい方にはおすすめできます。
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2. 夜勤や宿直がつらい
ビルメンは夜勤や宿直など、夜間での業務が発生することがあります。
健康的な生活をしたいという方にとっては、ネックとなる部分でしょう。
夜勤や宿直は手当があるため、つらい分をお金で埋めることができます。
また、法律上で宿直の回数には限度が定められているので、月の半分が宿直になるということもありません。
空き時間に勉強してスキルを身に付ければ、次の仕事への繋ぎとして活かすこともできるでしょう。
このように、若い方や体力のある方であれば、夜勤や宿直は、
- 手当によって収入を増やせる
- 宿直中の空き時間に趣味や勉強に打ち込める
という魅力的な部分も大きいのです。
3. 給料が上がりにくい
ビルメンは給料が上がりにくい仕事だという点も、転職を後悔する理由となります。
前述したように、業務内容は誰でもできるような巡視や点検であるため、頑張っても成果は変わりません。
給料をあげるために転職する方にとっては、不向きな職場でしょう。
ビルメンは建物の維持が仕事であるため、職場となるビルや工場が動いている限りは不景気でも仕事がなくなることはないのです。
難易度の低い与えられた仕事を確実にこなして生活費を稼ぎたいという人にとっては、
それほど問題にはならないでしょう。
資格取得によって業務の範囲が広がるため、その分だけ多くの給料をもらうことが可能です。
また、資格手当を支給している会社であれば、業務内容は変わらずとも給料に反映されることもあります。
必要とされる資格は高校レベルの知識で十分に取れるものが多いため、学生時代に勉強が苦手でも大きな問題にはなりません。
4. 向上心が生まれにくい
ビルメンは、向上心が生まれにくい仕事でもあります。
ビルメンは簡単な仕事が多く、長年勤めたとしても身に付くスキルは限られています。
周囲にいる人の向上心がなければ、自分の向上心も生まれにくいでしょう。
また、周囲に競争相手がいないということにもなるので、努力次第では現場から管理への異動も可能です。
宿直の空き時間や終業後の時間を利用すれば、勉強や資格取得の時間に充てることができます。
もっと条件の良いビルメンへの転職や、資格取得による収入増を目指すことも不可能ではありません。
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