
ビルメンの宿直はつらい?
・ビルメンの宿直勤務がつらい…
・ビルメンの宿直がつらいと感じる理由は?
・ビルメンの宿直手当や宿直勤務の実態とは?
勤務先の施設を24時間見守るビルメンテナンス業務には、宿直がつきものです。
泊まりで長時間勤務するので拘束時間は長いですが、正直なところ業務そのものは複雑ではありません。
でも、特殊な勤務形態ならではのつらいポイントも多い仕事です。
この記事では、実際に宿直のあるビルメン業界で働く私が、宿直勤務のリアルな実態を徹底解説します。
実際にもらっている宿直手当についても公開しますので、設備管理業界に興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
ビルメンの宿直勤務とは?

ビルメンの宿直勤務ってどんな仕事?
ビルメンの宿直業務は、非常に簡単な仕事です。
トラブルが起きたときのために待機することが役割であり、基本的に何かをするわけではありません。
そのため、宿直の勤務時間中は基本的にやることはなく、時間が過ぎるのを待つことになります。
泊まりで24時間待機する拘束時間の長い仕事なので、1回につき2000〜5000円程度の宿直手当が出る場合が多いです。
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ビルメンの宿直勤務がつらい!リアルな実態

宿直勤務のツライ実態を暴露します!
宿直には「回数制限」があるため、思うほど稼げない
宿直は、原則として週に1回までと法律で定められています。
そのため、基本的には月に最大4回しか宿直ができません。
宿直手当も、たった4回ではあまり大きな額にはなりませんね。
限られた人と長時間過ごすのがつらい
宿直勤務だと、長時間限られた人と過ごすことになります。
ビルメンは日勤、夜勤、宿直を交代して勤務しますが、施設が閉まっている夜勤や宿直は、当然人数が少ないです。
一人で勤務する現場もありますし、多くてもだいたい2人くらいでしょう。
ビルメンに転職してくるのは個性的な人が多いので、宿直勤務で長時間共に過ごすのは、
合えば天国ですが合わなければ地獄なんですよね…。
一人でいる時間は孤独で責任も大きい
施設内の巡視は一人で行う場合が多く、孤独を感じます。
広い職場でたった一人でライトを片手に巡回するのは、まるで肝試しをしているような気分です。
また、一人での勤務や、同じ時間に勤務している人が仮眠中などの場合、
何かあったときに対応できるのが自分だけというプレッシャーがあります。
トラブルが何も起きなければ楽な仕事ですが、責任感も大きいです。
プライベートや体調への影響がある
宿直は、プライベートや体調への影響が大きくなります。
宿直中には仮眠の時間がありますが、職場ということもあってぐっすり眠ることができず、疲れも取れません。
また、宿直明けは休みになるものの、普段とは違う生活リズムになっているので、うまく有効活用できないことも多いです。
友達や恋人とはなかなかスケジュールが合わず、一緒に過ごす時間は確実に減るでしょう。
若いうちはいいとしても、年齢を重ねると体力がなくなってきて、夜勤後に動けず、ずっと休むということが増えていきます。
プライベートや体調が犠牲になるので、ツライと感じる人が多いですね。
給料と勤務の大変さが割に合わない
体力的にはハードでも、それなりに給料がいいと我慢できる面がありますが、
宿直手当をもらっても「割に合わない」と感じることがあります。
宿直手当は1日の給与の3分の1で、私の職場では宿直手当が5000円です。
だいたい月2回ほど宿直が入るため、平均すると10,000円ほど給料が増えました。
ただし、勤務時間に照らし合わせて時給換算すると、
私の場合は通常1,300円のところが、宿直の場合は時給200円程度まで大幅に下がります。
仮眠もでき、自由な時間もあり、待機しているだけでお金が貰えると考えると嬉しいですが、
コンビニバイトをした方がたくさんお金が貰えると思うと悲しくなりますよ。
とくに年齢を重ねると調子を崩しやすくなりますし、手当があっても割に合わないと感じることが多いです。
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