- ビルメンテナンス業界の今後の動向はどうなる?
- ビルメンテナンス業界で働く人は将来にどんな不安を持っている?
- ビルメンテナンス業界に近年見られる変化とは?
テクノロジーの進化や少子高齢化に伴う人材不足により、さまざまな業界が変革期を迎えています。
建物の管理や修繕を行うビルメンテナンス業界も例外ではありません。
今後ビルメンテナンス業界はどのように変化していくのか、今現在働いている人は将来にどのような不安を抱えているのか、
知っておいて損はないでしょう。
この記事では、7年間ビルメンの仕事に携わっている私が肌で感じてきた、ビルメンテナンス業界の変化や今後の動向について解説します。
ビルメンテナンス業界への転職を考えている方、将来性に心配を感じている方は、参考にしてみてください。
この記事を書いた人
7年間、複数テナントが入る施設の管理を担当しています。右も左もわからない新卒スタッフとして試行錯誤を繰り返し、一から業務を身につけました。施設管理は青春の一ページです。
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【ビルメンテナンス業界の今後】中の人が感じている不安はこんなこと…
ビルメンテナンス業界で働いていると、
- 人手が足りず休日が取りにくい
- スキルアップできない
- 業界全体として頭打ちになっている
- ビルの収益環境が悪化している
などの不安を抱えている人に多く出会います。
慢性的に人手が不足している会社では、休日が取れない日々が続くことにストレスを感じている方がいます。
一方で、まったりとした現場では、スキルアップできないことに焦りを感じる方も少なくありません。
また、所長級の方にとっては、会社や業界全体の経営面が頭打ちになっていることも悩ましい問題です。
新型コロナウィルスの影響により、顧客であるビルの収益環境が悪化していることも、
ビルメンテナンス業界の将来に暗い影を落とすファクターと言えるでしょう。
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施設管理の仕事に7年間従事して感じた変化
お給料の変化
ビルメンの仕事に従事して7年になりますが、私は資格取得によって給料が上がったと感じています。
入所初年度は手取り18万円前後でした。
割りにあっていると感じるかどうかは、その人の性格や現場のブラック度合にもよるでしょう。
定期昇給の制度を設けている会社もありますが、資格手当ほど大幅な昇給にはならないことがほとんどです。
休みの日にこつこつ勉強するのが苦ではない方にとっては、資格手当はストレスなく給与を上げられる手段と言えます。
私はまさにそんなタイプで、勉強すれば給与が上がることを好意的に捉えています。
ただし、休みの日にまで仕事と関係のあることに関わりたくない方にとっては、資格取得のための勉強はつらく感じられるかもしれません。
働き方の変化
ビルメンテナンス業界の働き方については、業務内容に応じた人材を登用するケースが増えてきているように感じています。
通常、ビルメンテナンスの業務はジェネラリストとして何にでも対応できる知識と技術を求められます。
一人一人の担当範囲が減るため、現場のスタッフにとっては負担が少なくなる傾向と言えるでしょう。
一方で、年齢層が高い業界ということもあり、昨今の働き方改革の影響を感じていない方も多いです。
職場の雰囲気は会社や上司に影響されますが、昔ながらの職人気質の方も珍しくありません。
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