ビルメン経験者の転職活動

ビルメンのきつい現場5選!経験7年の設備管理が語る勤務実態

ビルメン きつい現場

ビルメンは現場によっては激務って本当?

  • ビルメンのきつい現場はどこ?
  • ホテルや病院のビルメンは大変って本当?
  • ビルメンの楽な現場を選ぶには?

ビルメンと言えば楽な仕事として挙げられがちですが、必ずしもそうとは言い切れません。

というのも、管理する現場によって、仕事内容も大きく変わってくるからです。

現場によっては夜間作業が多かったり、より多くの知識が求められたりすることもあります。

少しでも楽に働きたいのであれば、避けるべききつい現場も知っておくべきでしょう。

この記事では、ビルメンのきつい現場について、7年間施設管理に携わる私自身の経験をもとに紹介します。

ビルメンとして働きやすい現場を希望するのであれば、参考にしてみてください。

この記事を書いた人

7年間、複数テナントが入る施設の管理を担当していました。右も左もわからない新卒スタッフとして試行錯誤を繰り返し、一から業務を身につけました。施設管理は青春の一ページです。

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ビルメンのきつい現場5選

ビルメン きつい現場

ビルメンのきつい現場はどこ?

1. ホテル

ビルメンの中でも、ホテルはかなり忙しい現場です。

24時間いつでも数多くの人が滞在しているため、常にトラブルの発生に備える必要があります。

例えば、空調などに不備があった際には、昼夜問わず迅速に対応しなければなりません。

そのうえお盆、ゴールデンウィーク、年末年始などの季節になるとさらに忙しくなります。

また、幅広い技術を身につけなくてはならないのもホテルの特色です。

ホテルによっては噴水、温泉、遊戯施設など様々な設備があり、ビルメンにはその全ての管理が求められます。

ホテルの規模が大きくなるほど、ビルメンの仕事も忙しくなると思ってよいでしょう。

2. 病院

病院も非常にきつい現場です。

ホテルと同じように24時間いつでも利用者がいる環境なため、トラブルが発生した際には、時間帯を問わず速やかな対応が求められます。

ボイラーや冷凍機など他の施設にはない設備の管理をはじめ、担当する業務も様々です。

病院という場所であるからこそ、設備の不具合は利用者の命に関わります。

修繕対応にも大きな緊張感が伴うことも、病院ビルメンならではと言っていいでしょう。

先輩ビルメンの中には、一刻も早く電気機器を直すために知恵を絞った経験のある方もいます。

3. 商業施設

多種多様なテナントが軒を連ねるため、商業施設のビルメンも大変です。

不特定多数の人が出入りする以上、様々なトラブルが起こり得ます。

空調管理やトイレのトラブルに対応するほか、レストランなどの飲食店も多く営業しているため、

厨房関係の設備に関する知識も必要です。

また、商業施設の場合、数々のテナントとやりとりをするため、コミュニケーション能力も重要になります。

設備の修繕や電球の交換などの依頼にも度々対応します。

お怒りの方と接する機会が多い現場ですが、真摯な接客を徹底しなければなりません。

4. 巡回ビルメン

複数の施設を巡回する職場も要注意です。

ビルの管理方法には、スタッフが現場に滞在する常駐型と必要なときだけ現場に駆け付ける巡回型が存在します。

巡回型の現場では、夜間であろうとトラブル発生時には車で急行しなくてはなりません。

そのため、残業時間も増加し、プレッシャーを感じる局面にも度々遭遇します。

場合によっては、ビルのオーナーに工事の提案をするような営業的な仕事を担当することもあります。

5. 系列系の会社

大手企業の系列系会社もストレスが大きい環境です。

系列系は独立系の企業よりも給料が高く設定されているため、より大きな売上を上げる必要があり、

現場のスタッフにも利益の目標が設定されています。

例えば、修繕時には業者の見積もりを安く抑え、オーナーから受け取る代金を大きくするような工夫が求められます。

その差額を会社の利益にできるからです。

事業所ごとに目標額が定められているため、数字に追われながら働かなくてはなりません。

ノルマに追われることを苦に感じる人にとっては、働きにくい職場でしょう。

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ビルメンがきつい現場で働くメリット

ビルメン きつい現場

ビルメンがきつい現場で働くことのメリットとは?

きつい現場で働くメリット

きつい現場で働くメリットとして、

  • 資格が取得できる
  • 転職の際に有利になる

などが挙げられます。

ホテルや病院ではボイラーや冷凍機などの設備も管理するケースが多く、

1級・特級ボイラー技師をはじめとした実務経験が必要な資格の取得が可能です。

また、きつい現場を耐え抜いた経験は、面接のときにアピールできる強みになるため、

他社に転職する際に有利となります。

「楽な現場」ならではの辛さもある

意外に思われるかもしれませんが、楽な現場特有の大変さも存在します。

まず、何もしない時間を過ごすのが苦手な方には辛いでしょう。

同僚との雑談が多くなり、良くも悪くも人間関係は濃密になります。

また、楽な現場であったとしてもビルメン特有のきつさは少なからずあります。

覚えるべきことは多岐にわたりますし、資格の勉強も必要です。

汚れ仕事や高所作業にも取り組まなければなりません。

宿直などの勤務形態がある以上、生活が不規則になりがちなこともビルメンの辛いところと言えます。

ビルメンの仕事に限ったことではありませんが、どんな仕事、職場にもメリット・デメリットはあるものです。

少しでも働きやすい現場を目指すのであれば、独立系の会社を狙ったり、オフィスビルの求人を探したりしましょう。

楽な現場がある会社を関係者から紹介してもらうのもおすすめです。

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