・ビルメンテナンス業界を辞めたい理由は?
・ビルメンの仕事を辞めたくなる瞬間は?
・ビルメンテナンス業界であるあるな退職理由は?
比較的単純な仕事内容が多いビルメンテナンス業界ですが、
入ったものの「辞めたい」と感じる人も多く、離職率はそこそこ高い業界でもあります。
実はビルメンの仕事って、意外にもキツイ点がたくさんあるんです。
この記事では、ビルメンの仕事が嫌になる理由、辞めたいと思ってしまう瞬間について分析していきます。
おすすめの職場についてもお伝えしますので、
設備管理業界に興味のある方、これから転職を考えている方は参考にしてみてくださいね。
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この記事の目次
ビルメンテナンスを「もう辞めたい…」と感じる瞬間6選(あるあるな退職理由)
1. 夜勤が多い
ビルメンは、施設の安全を24時間365日守る必要があるため、夜勤が多い仕事です。
夜勤だと、ガラリと生活時間が変わりますよね。
夜勤の回数は若いほど多く設定されるので、20〜30代だと月に5回はあるでしょう。
しかも夜勤と日勤とを組み合わせて働くことになるため、生活習慣を戻すのが大変です。
若くて体力があるうちはいいですが、年齢を重ねると体力も衰えてだんだん辛くなってきます。
過去に私は、夜勤明けに約束をしていたにもかかわらず、疲れて寝過ごしたこともありました。
2. いわゆる「3K業務」がつらい(きつい・汚い・危険)
設備管理のため、ビルメンは現場で手を動かす仕事で3Kが揃っていることが多いです。
たとえばゴムや製紙の工場は、製造現場が酷い臭いで、本当にきついんですよね。
また、工場では回転機械や電気・排水などを扱うことも多く、危険な箇所が多いことも特徴です。
清掃が行き届いていない地下水槽や、屋上の高架水槽の目視点検は、とても疲れたことが印象に残っていますよ。
3. 入社する企業を間違えると給料が安い
ビルメンは、どの会社で働くか?がとても大切です。
企業によって収入がかなり変わってくる職種で、
中には、年収200万円台…とかなり厳しい環境になっているビルメン会社もありました。
これでは安定どころか、下手すると一人暮らしすら難しいですね。
特に未経験者は「とりあえず雇ってもらえるなら…」という感じで、低年収な求人に応募してしまう人が多いですが、
後悔しないためにも、業界平均より低くないかどうか、しっかりと求人情報を確認しましょう。
年齢に応じて平均年収以上を稼げる会社はちゃんとありますし、
資格手当や、有資格者ならではの業務で給料を増やすことができる会社もたくさんあります。
4. 楽な仕事…と思っていても意外にしんどいことも
点検業務や巡視業務をするビルメンには、あまり大変そうなイメージはないかもしれません。
ですが、実際にはかなり体力を使う場合もあります。
たとえば対象の施設が大きい場合は、敷地内を歩き続けて大量の設備を点検・巡視しないといけませんよね。
私の会社は比較的規模の大きい工場なのですが、1日2万歩という人もいます。
簡単な業務だけだとしても、意外にも体力が必要になる仕事なんですよ。
5. 成果に応じたボーナスなどがない
ビルメンのボーナスは、基本的に成果に応じません。
ボーナスがあったとしても、金額はほぼ固定になります。
得られる成果は常に一定であり、事故などがあった場合にはマイナスになるというのが特徴です。
ビルメンの業務は、ほとんどがマニュアル通りに作業するものなので仕方ないのですが、
他の営業や製造業のように、成果を得るというやりがいは生まれにくいでしょう。
業績連動の賞与があれば良い方です。
6. 人間関係が合わない
人間関係が辛くて辞めたいというケースもあります。
どの業界でも合わない人と同じ職場になることはありますが、
転職者が多数を占め、社内文化が独特というのがビルメン業界の特徴です。
- 他の職種で上手くいかなかった人
- 同じことを繰り返すことが好きな人
- 就職先がなくビルメンに行き着いた人
というのが、転職してきた人に多くいます。
ほかにも、給料が安くて結婚することができないなど、個性的な人が多いんですよね。
なんとなく他の会社とは異なる雰囲気なので、相性の悪い人と当たることが十分に考えられます。
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ビルメンは「職場選び」が超重要
ビルメンで職場選びに失敗すると、その後の仕事がとても辛くなります。
そのため、しんどいビルメンではなく楽なビルメンを選びましょう。
楽なビルメンになるためには、職場環境や仕事内容を転職前に確認することが大切です。
おすすめの職場はこんなところ!
ビルメン業界でおすすめの職場として、
- 新しい施設
- 製薬や半導体の工場
- 遠隔監視の仕事ができる職場
などが挙げられます。
新しい施設や製薬・半導体の工場は、安全性への意識が高い上に、綺麗な環境が多いです。
遠隔監視を採用している職場は、中央監視装置が設置されている部屋に常駐することになり、現場を巡視する回数が少ないですよ。
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